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2004年2月18日
「海洋温度差発電で世界へ/「競争しない」モットー」 (産経新聞)
日本列島をみても石油化学コンビナートなどでは大量の廃熱が生まれています。わざわざ冷やして海に捨てています。 この廃熱を丹念に拾い上げて、発電すれば、膨大なエネルギーを得られます。 水不足が深刻なサウジアラビアなど中東の国では、石油を燃料に海水を蒸発させ、飲料水を作っています。 このときに出る廃熱を電気に変えれば、淡水化に使うエネルギーのコストをもっと抑えることができます。
廃熱の問題は、環境に深刻な影響を与えます。白い砂浜はきれいに見えますが、 実はサンゴ礁が死んでしまって砂になっているケースもあります。 水はきれいでも、いやに魚が少ないという場所もあります。 これは海水を沸騰させた時の廃熱によって、海水温度が異常に上昇して、その周辺の環境が変わった可能性があります。 海洋温度差発電は、こうした地球環境の問題にも役立つ技術だと思います。
地球でくみだせる原油の半分はすでに使ったと言われています。石油の探査技術が上がっているのに新しい油田が、そんなに開発されていない。 深く掘るとか、海にも進出して掘れば原油が出てくるでしょうが、経済的に成り立たないでしょう。 だから、原油の価格は高めでずっと張り付いています。効率的なエネルギー開発は重要な問題です。
<<サウジアラビアでは、大手財閥のジャムジュンと合弁会社を今月中に創設。 海洋温度差発電事業を軌道にのせる。中東を最初の地に選んだのは、エネルギー産業の"銀座"にあたるから。そこで認められることが事業展開の弾みになるとみている>>
急いで世界に打って出ようとはしませんでした。知的所有権や研究する若者がそろうまではやらなかった。 社員の3分の2はエンジニアです。大学院に8人の社員を行かせています。東大では海洋環境を勉強させています。 問題を地球規模で見下ろすことができる者が必要ですから。 伝熱工学ももちろん、研究させていて佐賀大学に行っています。神戸製鋼所、日立造船からも事業参画していただき、 未到の技術を世界中に広げる夢に向かっています。わが社は、人と競争するなというのが基本ルール。 他社とも競争するなと言っています。同業者をなで切りにした血刀をぶら下げたチャンピオンは目指しません。 その代わりに、人と違う研究をしてくれと言っています。
株式会社ゼネシスはチーム・マイナス6%に参加しています。