(記事一部抜粋)
「海を耕すようなものだ」。海洋温度差発電(OTEC)の仕組みを、そう表現する。27日、米ニューヨークの国連本部で開かれた
「国連持続可能な開発委員会」で講演、実用化へ大きく近づいた。話した中身は技術だけではない。
むしろ、人類の将来をどう考えるか、だった。
海水のわずかな温度差を利用して発電する。その過程で生活に欠かせない真水と、無限のエネルギー源といわれる
水素を生み出す。くみ上げた冷たい深層水は地球温暖化を抑制、眠っていた栄養分を循環させ漁場を豊かにする。
「孫の代に負の遺産を残さないために」設備は再生可能な材料を使用する。
エネルギーも技術もない途上国の代表は熱心に聞き入った。



